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【読書】エンジニアリングが好きな私たちのための エンジニアリングマネジャー入門

これからマネージャーを目指す、目指さないといけない立場のリーダクラスや、今マネジャーとして苦労している人のためのマネジャーの入門書。タイトルにある通り、本書は「マネジメント」の本ではなく「マネジャー」のための本である。そのため、人をマネジメントするための手法ではなく、マネジャーとしてどう振る舞うべきか、自分とチームにどう向かうべきかということが書かれている。

本書を通して感じたのは、この本は優しさでできているということ。まさに今マネジャーやそれに近い業務をして苦しんでいる人に向けて書かれたものである。仕事をどうコントロールするかではなく、チームや部下に対してどういう振る舞いをすると良い結果が得られるかや人として相手が成長できるか、そして他人だけではなく自分の価値観や自分の好きなことを知りそこに基づいて仕事をすること、といった人にフォーカスしたノウハウが詰まっている。マネジャーの業務としての1on1の重要性や進め方について書かれた本は、なかなかないのではないか?個人の仕事としても、自分の価値観の棚卸しや、週間プランナーの話はすぐにでも試してみたくなるような話もたくさんあった。

最初に読んだときは「優しさ」を感じる反面「刺激」が少ないように感じていたが、振り返ってまとめてみるとマネジャーやリーダとしての知見で自分に足りないことが多くあり、とても参考になる本であった。