1月26日
Kepler Observations of Transiting Hot Compact Objects
author:Rowe et al.
KeplerのTransit観測で非常に熱くてコンパクトな天体を発見した。それぞれA型星とB型星の周りを周っていて、A型星の方は周期5.2日・半径0.08太陽半径・温度9400K、B型星の方は周期24日・半径0.2太陽半径・温度1000K。主星に近すぎて外層がはげた中心核みたいな天体なのかな?
An alternative hypothesis for the origin of the Moon
author:R.J. de Meijer, W. van Westrenen
月と地球マントルの組成はほとんど同じらしい。月の形成として現在有力なのはGiant Impact説であるが、それだとこの組成が説明できない。あと、あまりよく読んでないけど角運動量もこれで考えると大きすぎるらしい。そこで、地球のコアとマントルの境界にある天然の原子炉みたいなものから物質が噴き出してきて月ができたんじゃないか、という説を支持する論文。うーん、これは聞いただけの話だけど、これだと月軌道と地球の自転面のズレは説明できるんだろうか。パッと見書いてなかったが噴きだす方向によっては解決できるのかな?そういやGiant Impactの方だと組成の違いはどう説明されているんだろう。