astro-ph

Multi-fibre optical spectroscopy of low-mass stars and brown dwarfs in Upper Sco

N. Lodieu (1), P. D. Dobbie (2), N. C. Hambly (3) ((1) IAC, Tenerife, Spain, (2) Australian Astronomical Observatory, Australia, (3) University of Edinburgh, Royal Observatory, UK)
Upper Scoに対してUKIDSS GCS等から測光と固有運動で選ばれたcandidateに対してAAT/AAOomegaの可視multi-fiber分光し、M3.5-L2までの天体をフォローアップした。結果、これまでより低質量の分光Mass Functionが明らかになり、IC348やfield IMFをextrapolateしたものと比べて褐色矮星の数が超過していることが分かった。というかここも褐色矮星が超過か・・・Orion、σOriでもみられているように、こういうMFは普通なのかもしれない。
http://arxiv.org/abs/1101.0919

Mining Databases for M Dwarf Variability

James R. A. Davenport, Andrew C. Becker, Suzanne L. Hawley, Adam F. Kowalski, Branimir Sesar, Roc M. Cutri
M型星は強いflareを起こすことで知られており、epochごとにその測光値が変動する。これは例えば、星形成領域M型星の減光量が知りたい時など非常に厄介で、減光量のエラーを正確にきめることができない一つの要因となっている。本論文ではSDSS DR7データーベースを使ってM型星のflareによるvariabilityを調べた。波長ごとの変動をノイズを考慮して評価してやると、JHKsにおいて長波長の方が大きい変動を示すことが少ないことが分かった。これまで、大きいflareしか観測されてこなかったが今回のDR7で大小様々なflareのデータが得られたことによる発見である。
http://arxiv.org/abs/1101.1363

Self-Consistent Model Atmospheres and the Cooling of the Solar System's Giant Planets

J. J. Fortney, M. Ikoma, N. Nettelmann, T. Guillot, M. S. Marley
http://arxiv.org/abs/1101.0606

Polarized reflected light from the exoplanet HD189733b: First multicolor observations and confirmation of detection

S. V. Berdyugina, A. V. Berdyugin, D. M. Fluri, V. Piirola
ついに惑星の大気中のダストによる偏光が観測された・・・らしい。後でちゃん読む。
http://arxiv.org/abs/1101.0059