以下のブログ記事を読んだ。分量はブログ記事としてはやや長いが、書籍化されてもいいような内容が凝縮されていて参考になる。そのまとめと感想。
プロダクトマネジメントとは何か?プロダクトマネージャーの役割は何か?それは会社ごとに異なっている。それはなぜか?
プロダクトマネージャーの責任は記事では以下としている。
プロダクトマネージャーはプロダクトネットワークの全ての領域を健全に機能させることに責任を持っている
ここでいうプロダクトネットワークとは、プロダクトを中心とした、デベロッパー、ユーザ、ビジネスを頂点とした三角形のネットワークであり、プロダクトマネジメントトライアングル、と定義している(記事参照)。記事ではプロダクトマネジメントとは以下の二つをなすことだと言われている。
- プロダクトを中心とした空白領域を認識しそれを埋めること
- 空白領域の接点(融合領域)におけるインプットの衝突を統合すること
1.は足し算の仕事、2.は引き算の仕事。プロダクトマネジメントトライアングルを自身の会社に当てはめてみて、空白部分がある場合は時にはそこを補うことがプロダクトマネージャーの仕事である。また、空白部分が埋まっており(例えば、デザイナーが在籍している、など)融合領域で衝突がある場合はその部分の意見を統合することもプロダクトマネージャーの仕事である。このような事情は会社ごとに異なるため、プロダクトマネージャーと称する人のやっている仕事は千差万別となる。
プロダクトマネージャーとしても自身の得意な仕事は、1.なのか2.なのか、それはどの領域なのかを意識してアサインやキャリアを考えることが重要だと思う。